こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
歯を抜いた後、そのまま放置していると骨がどんどん痩せて(吸収して)しまうことをご存じでしょうか。
抜歯後の骨の吸収を抑え、将来的なインプラント治療や補綴(被せ物)の精度を高めるための最新アプローチが
「ソケットプリザベーション(Socket Preservation)」です。
他院で「骨が少ないからインプラントは難しい」「骨を増やす大がかりな手術(GBRなど)が必要」と言われた経験がある方にこそ、
知っていただきたい予防的・侵襲の少ない手技です。
なぜ抜歯すると「骨」が減ってしまうのか?
歯を支えている「歯槽骨(しそうこつ)」は、歯根からの噛み合わせ刺激が伝わることで維持されています。
抜歯によって刺激が失われると、身体は「不要な組織」と判断し、特に外側の薄い骨を中心に急激な骨吸収が始まります。
抜歯後わずか数ヶ月から半年の間に、骨の幅が半分近くまで減少することも珍しくありません。
骨が大幅に減少すると、将来的に以下のリスクが生じます。
- インプラント埋入の位置や角度に制限が出る
- 歯茎の位置が下がり、審美性が著しく低下する
- 骨を大規模に作る手術(GBRやサイナスリフト)が必要になり、費用や身体的負担が増える
ソケットプリザベーションの仕組みと3つの大きなメリット
ソケットプリザベーションとは、抜歯を行うと同時に、できた穴(抜歯窩)へ人工骨や補填材を充填し、
コラーゲン膜などで蓋をする処置です。
- 骨の形態を立体的にキープできる 骨の吸収を最小限に留めることで、抜歯前の自然な骨幅や高さ、歯茎のラインを可能な限り維持します。
- 将来の手術侵襲・期間・費用を抑えられる 骨が自然に固まるのを待つため、後から大がかりな骨増生術を追加する必要がなくなります。結果としてトータルの治療期間や身体的・金銭的負担を軽減できます。
- 前歯などの「審美エリア」で圧倒的な差が出る 特に前歯部では、骨や歯茎がわずか1mm下がるだけで見た目のバランスが崩れます。見た目の美しさを左右する歯茎のボリュームを保つ上で、極めて有効な処置です。
「抜いてから考える」ではなく「抜く瞬間からの設計」を
ソケットプレザベーションは、「抜歯をするその瞬間」にしか行えません。
一度大きく痩せてしまった骨を元に戻すのには、高度な技術と長い期間が必要になります。
当院では、単に痛む歯を抜くだけの処置は行いません。10年後・20年後の噛み合わせと見た目の美しさを見据え、
抜歯の段階から未来のインプラント設計(トップダウントリートメント)を取り入れた治療提案を行っています。
抜歯を勧められて不安な方や、将来の治療法に悩みがある方は、ぜひ抜歯前に一度ご相談ください。
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック
〒599-8114
大阪府堺市東区日置荘西町2-8-2
TEL 072-285-1181
URL https://www.hd-implant.jp/
Google情報 https://g.page/nakano-hatsushiba-dc?share
