23/11/09
こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
今回は「喫煙者でもインプラントはできるのか」についてお話します。
喫煙していてもインプラント治療は不可能なわけではありません。ただ、治療はできても失敗リスクは高まります。喫煙者のインプラント治療失敗リスクは約4倍近くも高くなっています。そして、治療だけではなく、治療後の安全性にも配慮しなくてはなりません。喫煙者だと治療後、タバコに含まれるニコチンが体内に入ってしまい、白血球の働きが弱くなり細菌に感染してしまってインプラントを長く安全に使用できなくなってしまうなど、トラブルを招く恐れがあります。なので、喫煙者の方は非喫煙者の方に比べるとインプラントの治療ができなくなってしまう可能性が高いのです。
そして、インプラントが骨に定着しないといったことも有り得ます。タバコのニコチンがお口の中の血流を悪くしてしまって骨や組織に十分な酸素を行き渡らせなくなってしまいます。その結果、インプラントが骨に定着しないといったことが起こります。また、喫煙者の方は特に歯周病のリスクが高くなります。
歯周病は、顎の骨や歯茎の骨などが溶かされてしまう病気です。
歯周病を放っておいてそのまま病気が進行してしまうと、だんだん歯が揺れてきて最終的には歯が抜けてなくなってしまう怖い病気です。インプラントをする上で骨はとても大事になってきます。重度の歯周病になっていると骨が溶けてなくなってしまっている可能性があるのでその場合は治療が不可能になります。
この様に色々なトラブルを招く可能性があるので注意が必要です。
体の健康のためにも禁煙される事をお勧めしますが、インプラント治療でお悩みの方は一度ご相談ください。
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック
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