25/09/19
こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
インプラント治療は、基本的にご自身の状態の悪い歯を抜いた後、その部分にインプラントを
入れていきます。健康な歯を抜いてインプラントするケースはないので、悪い状態の歯を
抜くことが多いです。その周辺には肉芽組織と呼ばれる、炎症組織が存在します。
肉芽組織が残っていると、骨の治りが悪くなりインプラントを入れるのが
難しくなる場合があります。
当院では抜歯の前に、最終的にそこにどのような治療をしていくのかを決めていただきます。
抜歯後インプラントを検討される場合は、普通の抜歯とは少し処置が異なります。
抜くときはなるべく周りの骨が傷つかないように、愛護的に抜歯します。
抜いた後は肉芽組織を徹底的に除去し、周りの骨に入り込んだ肉芽組織も取るように
一層骨を削ります。肉芽組織の掃除が終われば骨に少し穴を開けて出血をさせて(デコルチケーション)普通のケースであればテルプラグという材料をいれて取れないように縫合して終わりです。
例えばあまりにも骨が陥没してしまうケースではデコルチケーションの後、人工骨を入れ、
骨を作りにいくこともあります(ソケットプリザベーション)。
他院で抜歯を行なったケースでは肉芽組織が取りきれていないこともあるので
抜歯後にもう一度肉芽組織を掃除することもあります。
当院ではなるべくインプラントの時にご自身の骨の中にインプラントを埋入したいので
できる限りの処置を抜歯の段階からおこなっています。
何かわからないことがあれば当院のスタッフにご相談ください。
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック
〒599-8114
大阪府堺市東区日置荘西町2-8-2
TEL 072-285-1181
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