堺市のインプラント治療
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック

インプラントアレルギー

24/02/18

こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
今回は「インプラントアレルギー」についてお話します。
インプラントは金属なので、アレルギーがあるのではないか、金属アレルギーだとできないのではないか、と心配される方もいらっしゃると思います。
まず、インプラントはチタンでできており、そのチタンはペースメーカーや、人工関節などに使われているアレルギーが起こりにくい金属です。
全くアレルギーを起こさないわけではございません。
金属アレルギーの方でも、”チタンアレルギー”でなければインプラントの治療を行うことは可能といわれています。ですので、インプラント治療を考えられている方で、金属アレルギーの方や、アレルギーが心配の方は、一度皮膚科でどの金属がアレルギーなのか検査する必要があります。
チタンアレルギーがないからといって、100%アレルギーが出ないというわけではないので、注意が必要です。金属アレルギーがある場合は歯科医師にお伝えください。インプラントは骨に埋め込むフィクスチャーと呼ばれるところの素材はチタンでできていますが、歯の頭の部分の被せ物は別の金属でできているもの(メタルボンドなど)もありますので、アレルギーの方は金属アレルギーが出ない素材の被せ物を使用する必要があります。
オールセラミックやハイブリッドセラミック、ジルコニアは金属ではないので金属アレルギーは起きません。万が一、インプラント治療後にアレルギーが起きてしまった場合は、どの金属がアレルギー反応を起こしているか特定し、その原因がインプラントの場合は撤去せざるを得ないこともございます。
アレルギーの症状として、お口の中の痛みや炎症、手足に発疹や痒み、赤みなどがでてきます。チタンアレルギーでなければインプラントの治療を行うことはできます。金属アレルギーの可能性がある方は、歯科医師と相談し、アレルギー検査を行ってから治療を行います。インプラント治療後もアレルギーが起こる可能性はゼロではないので、様子を見ていくことが大切です。

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