堺市のインプラント治療
医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック

インプラントケア方法

23/09/15

こんにちは、堺市の歯科医院・医療法人堺美歯科ナカノ初芝歯科クリニックです。
今回は「インプラントケア方法」についてお話します。
インプラントを埋入し、被せ物が入ったら治療は終了ですが、その後のケアがとても大事です。
インプラントは通常の健康な歯のように虫歯になることはないですが、インプラント周囲炎になる可能性があります。インプラント周囲炎とはインプラント周りの歯周組織にプラークなどの汚れが溜まり歯茎が腫れたり出血などの炎症が起こる症状です。これを放置してしまうとインプラントと歯茎の間の歯周ポケットが深くなり、膿が出たり、歯茎の下にある骨のラインが下がってきたり、最悪インプラントがぐらつくと撤去しなくてはならなくなります。
そうならないためには毎日のホームケアが大切です。
<歯ブラシ>
まず歯ブラシで気をつけるポイントはインプラントと歯茎の境目にあるポケットに毛先を当てることです。これはバス法とも言いまして、歯茎の方向に少し毛先を斜めにすることで毛先1mmほどポケットに入りやすくなります。このとき歯ブラシが歯茎の方向に向いていますので、強く磨いてしまうと歯茎が下がってしまいます。そうするとインプラントの根元が見えてしまう原因になります。なので歯ブラシにあまり力を入れないようにペングリップ(えんぴつ持ち)で軽く持つようにしてください。またやわらかめの歯ブラシを選択するのが望ましいです。
また動かすときに大きく動かしてしまうと歯と歯の間に毛先が入りにくいので小さく細かく動かすように注意してください。前歯の裏側や奥歯は通常の歯ブラシだと磨きにくい部分なので、当院ではワンタフトブラシをお勧めしています。
ワンタフトブラシはヘッドが小さいので歯と歯茎のキワや奥歯など細かいところを磨くのに適しているのでおすすめです。
<歯間の清掃>
インプラントの間にもプラークは溜まりやすいので、歯間ブラシもできれば毎日通してください。通す際はインプラントの横を沿わせるようにすると汚れがしっかり絡まって除去しやすくなります。またその隙間のスペースにあった適切な太さの歯間ブラシを選択する必要があります。もし自分ではわからない場合は歯科衛生士にサイズを見てもらうようにしてください。もし歯間ブラシが入りずらい場合はデンタルフロスを使うと通しやすいです。
<洗口液>
また歯ブラシした後に洗口液を使う方法もあります。
インプラントは感染の予防も大切なので殺菌作用があるものが良いです。
当院ではコンクール洗口液をおすすめしています。
以上がインプラントのケア方法になります。
ですが、毎日完璧に全てのプラークを除去することは難しいので、定期的にかかりつけの歯科医院でメンテナンスをおすすめしています。
自分では磨けていない部分を歯科衛生士にアドバイスしてもらうことで効率良くホームケアをすることができます。

インプラント治療が終われば治療終了ではなく、是非定期健診にお越し頂き
長くメンテナンスをさせて頂きたいと思います。

医療法人 堺美歯科
ナカノ初芝歯科クリニック 
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